RSF 放射線安全フォーラム 本文へジャンプ
理事長コラム


放射線の安全と社会生活の維持をいかに調和させるかが
政治判断に求められている。それを忘れては困る

加藤和明
2012年04月05日

 定期検査で停止中原発の再稼働について、野田政権の施政が批判を受けている。
今朝の産経新聞の社説「主張」には、

 『原発の安全と社会生活の維持をいかに調和させるかが政治判断に求められている。
  それを忘れては困る』


という文章が書きこまれている。

 産経紙のこの主張は誠に当を得たものと考えられ、筆者は全面的に賛成である。実は、この文章は、文中の“原発”を“放射線”に置き換えても、そのまま、同じように成り立つのであって、食品含有放射能や放射性汚染除去についての、国の一連の施策をみていると、マスコミさんには、こちらの方にも同じように目を向けて欲しいと願わずに居られない。
2012年04月05日



前回のコラム 次回のコラム



コラム一覧