RSF 放射線安全フォーラム
NPO法人 放射線安全フォーラム  市民公開講座 2025


「基礎物理研究とそれを支える放射線安全」
〜量子の世界と加速器安全〜



■ 開 催 趣 旨


小柴先生や梶田先生のノーベル賞が象徴するように、放射線は宇宙や素粒子の秘密を解き明かすカギとしての側面があります。こうした放射線物理の研究は、多くの実験、その安全な運営、それを担う次世代の人材育成に支えられています。そこで本講座では、放射線物理の最前線を担う研究所・大学・(加速キッチンのサポートを受けている)学生の方々からご講演いただき、放射線物理が切り開く未来を考えます。
本講座では高校生・大学生の知識を基準に講演いただきますので、専門家以外の方もぜひご参加ください。



日  時
会  場
定  員

W E B

参 加 費
問合せ先







2025年23日(日) 13:00〜16:30  ハイブリッド開催
東京大学本郷地区キャンパス工学部2号館212講義室
100名
※定員に達した場合は「WEB参加」になります。
オンライン(ZOOM Webinar)同時配信による視聴。
 お申し込みいただいた方に開催URLをお送りします
無料
E-mail: mail@rsf.or.jp



■ プログラム

講演T  「高エネルギー加速器実験と放射線安全 −将来計画と研究開発−」
 佐波 俊哉 氏 (高エネルギー加速器研究機構 放射線科学センター / 総合研究大学院大学 加速器科学コース 教授)

講演U  「この世界は何でできている? −原子核が教える物質の仕組み−」
 酒見 泰寛 氏 (東京大学 原子核科学研究センター 教授(センター長))

講演V  「中高生が自宅で素粒子を測ってみたら―CERNビーム実験への道のり」
 パネリスト  田中 香津生 氏 (加速キッチン合同会社 代表)

 - 自宅でできる素粒子探究活動とオンラインの探究サポートについて
  河野 理夏子 氏 (The Australian National University M2、加速キッチンメンター/ Sakura Particlesメンター)

 - 素粒子探究活動について――高校生と大学生メンターの経験からの事例紹介
  貫輪 美博 氏 (川越女子高校卒、加速キッチンスタッフ/Sakura Particlesメンバー)

 - CERNでのビーム実験までの道のり
  松下 千穂里 氏 (女子学院高校2年生/Sakura Particlesメンバー)

ディスカッション
     座長 : 小川 達彦 氏 (放射線安全フォーラム)



主催 NPO法人放射線安全フォーラム