RSF 放射線安全フォーラム
イベントの予定

■下記イベントは終了しました。

 2025年12月13日(土) 13:30~17:00
■第89回 放射線防護研究会
「原子力発電所における運転の状況と原子力防災の取り組み」

開催趣旨:
 近年の生成AIの急速な普及により、我々の日常生活にAIが大きく入り込んでいることを実感するこの頃でありますが、その恩恵にあずかるということは、多大な電力を消費していることを意味し、データセンターに供給する環境負荷の低い安定なエネルギー源が求められております。 急速に高まる電力需要に対する原子力エネルギーの活用のためには再稼働の推進と新増設が必要ですが、そのためには立地住民の安心、安全確保が必須の状況です。
 今回の放射防護研究会では、昨年末に2号機が再稼働した島根原子力発電所の状況について伺うこととし、放射線監視システム等を担当されている富士電機の青山敬氏より、線量計測等の状況や今後建設が進み稼働が予定されている3号機(ABWR)の概要についてご紹介をいただき、元内閣府本府技術参与(千代田テクノル)の野島久美恵氏より、一般的な原子力防災の取り組み状況と、島根原子力発電所における特殊性についてご紹介いただきます。 また、今後の原子力の利活用における新型炉導入の期待と課題や教育研究における重要性についてコメントしていただきます。 その後、ご参加の皆様を交えて、その問題点や課題について総合討論を行い、今後の原子力の利活用における課題や期待・教育研究の方向性を模索する会としたいと思います。 多くの皆様のご参加をお待ちしております。

1.日時、場所
日時: 2025年12月13日(土) 13:30 ~ 17:00
場所: ZOOM Webinar 及び
(株)千代田テクノル本社2階会議室 によるハイブリッド開催

2.プログラム
司会: 高橋 浩之 氏(放射線安全フォーラム、東京大学)
講演:
(1) 「島根原子力発電所の線量計測等の状況と3号機の概要について」
  青山 敬 氏 (富士電機)
(2) 「原子力防災の取り組みの現状(国及び島根県について)」
 野島 久美恵 氏 (元内閣府本府技術参与、千代田テクノル)
(3) 「総合討論 新型炉の導入の期待・課題と教育研究について」
 ファシリテーター
 コメンテーター
高橋 浩之 氏
真辺 健太郎 氏
 (日本原子力研究開発機構 原子力安全・防災研究所
  安全研究センター リスク評価・防災研究グループ)

3.参加費
放射線安全フォーラム会員は無料
一般: 3,000円
学生: 無料              

※お問い合わせ : mail@rsf.or.jp




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